ホストの「No.1」はなぜ消えた?風営法改正で変わった歌舞伎町の景色

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2025年の夏以降、歌舞伎町を歩いていて違和感を覚えた人は少なくないと思います。

これまで当たり前のように並んでいた「No.1」「〇億プレイヤー」といった文字が、突然消え始めたからです。

ホストクラブの看板といえば、大きな顔写真と派手な肩書きが定番でした。

ところが2025年6月28日に施行された風営法改正をきっかけに、その景色は大きく変わることになります。

今回は、なぜホストの「No.1」が消えたのか、その背景を解説します。

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歌舞伎町から「No.1」が消えた理由

今回の風営法改正では、悪質ホスト対策として広告規制が大幅に強化されました。

背景にあったのは、恋愛感情を利用した営業や高額な売掛問題です。

ホストクラブ業界では長年、

「売上No.1」
「年間No.1」
「指名本数No.1」

といった表現が使われてきました。

しかし一方で、お客さんに過度な憧れや競争意識を与えるという指摘もありました。

そのため改正後は、こうした表現を見直す店舗が急増しています。

実際に歌舞伎町を歩くとよく分かる

改正前の歌舞伎町は、とにかく派手でした。

ビル一面にホストの顔写真が並び、

「年間売上○億円」
「歌舞伎町No.1」

といった文字が街中にあふれていました。

ところが現在は肩書きが載っている看板はなくなり、雑誌の表紙のようなキャッチコピー・宣材写真がメインです。

以前の歌舞伎町を知っている人ほど、その変化に驚くはずです。

実際に私自身も歌舞伎町に通い始めて4年以上になりますが、これほど短期間で街の景色が変わったのは初めて見ました。

SNSにも影響が広がっている

影響を受けたのは看板だけではありません。

XやInstagramでも、プロフィール欄から「No.1」や「億プレイヤー」といった肩書きが消えています。

ホスト個人のアカウントを見ても、以前のように堂々と月間売上やナンバーを載せることは控えられるようになりました。

店舗だけでなく、ホスト自身も発信の仕方を見直しています。

なぜ広告規制が行われたのか

今回の改正の背景には、ホストクラブをめぐる社会問題があります。

近年は売掛金を抱えた女性客が風俗店で働くことを余儀なくされたり、恋愛感情を利用した営業によって高額な支払いを続けてしまったりするケースが問題視されてきました。

警察庁はこうした状況を受け、ホストクラブによる過度な営業や誤認を招く広告表現への規制を強化しました。

「No.1」や「億プレイヤー」といった表現も、女の子に対する煽りの原因の一つとして、その流れの中で見直されることになったのです。

ホスト業界はこれからどう変わるのか

今回の改正でホストクラブがなくなるわけではありません。

また、ランキングや売上なども派手に公表されないだけで、店舗内では残っています。

ただ、これまでのように派手な肩書きやランキングだけで集客する時代ではなくなってきました。

実際、最近はSNSでの日常投稿や接客スタイル、人柄に惹かれて来店するお客さんも増えています。

「No.1だから会いに行く」ではなく、

「この人だから会いに行く」

そんな時代が始まっているのかもしれません。

まとめ

2025年6月28日の風営法改正によって、歌舞伎町の景色は大きく変わりました。

ホストの「No.1」という表現が減ったのも、その変化のひとつです。

以前のような派手な広告は少なくなりましたが、その代わりにホスト本人の魅力や接客がより重要になる時代が来ているように感じます。

歌舞伎町に通い続けている一人としても、これからホスト業界がどのように変化していくのか注目しています。

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